国府祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/10 07:37 UTC 版)
国府祭(こくふさい/こうのまち)は、神奈川県中郡大磯町国府本郷の神揃山及び「大矢場」(現在の馬場公園)[注 1]で5月5日に行われる祭礼。別名「天下祭」「端午祭」ともいう[1]。平安時代に相模国内の主要五神社を国府に近い柳田大明神に併せ祀って総社六所神社とした故事によるとされる。神奈川県無形民俗文化財に指定されている。
注釈
- ^ または小字高天原(こあざたかまのはら)とも。(『相模国府祭』の御由緒(総社六所神社内 相模国府祭類社会)より)
- ^ a b 「一宮」から「五宮」までの表記は Wikipedia 一宮 の記事名にあわせて統一した。また、平塚八幡宮は『新編相模国風土記稿 巻之48』平塚新宿の八幡社の項に「當社は當国第五の宮(古より八幡宮と称して、五宮の唱はなし、・・・)」とあるように[2]、相模国第五格の神社と認識されてはいたが、平塚八幡宮は「五宮」を自称しなかった。現在の平塚八幡宮も同様と思われるが、本記事では説明を分かり易くするため、五宮・平塚八幡宮としている(ノート:国府祭も参照のこと)。
- ^ 国府祭を行う日が5月5日に改められた弘安5年以降のこと。(『相模国府祭』の御由緒(総社六所神社内 相模国府祭類社会)より)
- ^ 神集山(かみそろいやま)とも言われる。(神揃山の位置はgoogleマップ参照)
- ^ 「逢親場」や「王家場」とも表記される。『新編相模国風土記稿 巻之40』では、六所神社の神輿が向かうのは高天原と称する場所、と述べている。(大矢場の位置はgoogleマップ参照)
- ^ 「また明年まで」と言う場合もある。
- ^ 「師長」とも表記する。
出典
固有名詞の分類
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