固定資本減耗(Consumption of Fixed Capital)
構築物、設備、機械等再生産可能な固定資産(有形固定資産、無形固定資産)について、通常の破損及び損傷、予見される滅失、通常生じる程度の事故による損害等から生じる減耗分を評価した額であり、固定資産を代替するための費用として総生産の一部を構成する。
国民経済計算では、政府と対家計民間非営利団体を生産者として格付けしているため、これらの固定資産についても固定資本減耗が計上されている。
また、国民経済計算では、フロー、ストック両編で推計しており、フロー編では、原則として、民間部門及び公的企業については企業会計データから得た簿価(取得時価格)ベース、一般政府については時価(再調達価格)ベースの計数を表章し、ストック編では全て再調達価格ベースで推計している。
なお、生産や固定資本形成などで、固定資本減耗を含む計数は“総”(Gross)、含まない計数は“純”(Net)を付して呼ばれる。
国民経済計算では、政府と対家計民間非営利団体を生産者として格付けしているため、これらの固定資産についても固定資本減耗が計上されている。
また、国民経済計算では、フロー、ストック両編で推計しており、フロー編では、原則として、民間部門及び公的企業については企業会計データから得た簿価(取得時価格)ベース、一般政府については時価(再調達価格)ベースの計数を表章し、ストック編では全て再調達価格ベースで推計している。
なお、生産や固定資本形成などで、固定資本減耗を含む計数は“総”(Gross)、含まない計数は“純”(Net)を付して呼ばれる。
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