固定バリア
自動車の衝突実験に用いられるコンクリート製の固定壁のこと。JAS07104(日本自動車規格)では、高さ3m、横幅4~5m、重量90~180tと規定されており、圏内の衝突用バリアはこれに準拠している。アメリカおよびECEでは、SAE規格、ECE規格によりサイズが規定されている。衝突面の形状により、平面バリア、斜めバリア、固定ボールなどの試験が行われるが、おもに前面衝突試験に利用され、後面・側面衝突にはほとんど使用されることはない。
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