四等の消滅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/17 08:04 UTC 版)
その後の音韻変化で四等に分ける意味がなくなり、開合各二等のモデルが模索された。明代の『字彙』に付せられた韻図「韻法直図」では新たな呼が設けられ、十呼が使われていたが、同じく『字彙』の付録にある李世沢の「韻法横図」では開口呼・斉歯呼・合口呼・撮口呼・混呼の五呼に整理され、そして、清代、潘耒(中国語版)の『類音』ではじめて開口呼・斉歯呼・合口呼・撮口呼の四呼による分類が行われ、現在の中国語学でも使用されている。
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