名古屋高速都心環状線とは? わかりやすく解説

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名古屋高速都心環状線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 06:07 UTC 版)

名古屋高速都心環状線(なごやこうそくとしんかんじょうせん)は、愛知県名古屋市の、中区東区昭和区中川区中村区西区環状に回る名古屋高速道路路線である。


注釈

  1. ^ 首都高速道路都心環状線阪神高速道路1号環状線および福岡高速環状線
  2. ^ 高速道路ナンバリングの検討段階では都心環状線の「R」を基準に名二環を「R2」、東海環状を「R3」とする案もあったが、ルール簡略化の点から「C」への統一が望ましいとして採用されなかった[10]
  3. ^ 4号東海線と6号清須線は都市計画としては残され、1977年に整備計画から除外された。(『中日新聞』1975年5月27日夕刊、1面)。
  4. ^ 1982年7月、当時の公社理事長は物価上昇による建設費の高騰を尻目に工事は進まず止まっている所さえある中で、伸び悩む利用台数と料金収入に対して不安視している、これについて計画見直し(半地下、地下式から高架式への構造変更を指す)もありうると県議会で証言した。(『中日新聞』1982年7月6日夕刊、1面)。
  5. ^ 1979年(昭和54年)以降1988年(昭和63年)までの営業収支の赤字を賄うために新たな債権発行による資金調達を実施した(『名古屋高速道路公社四十年史』p.314)
  6. ^ 1979年開業の大高線の建設費は1kmあたり67億円だが、1995年の都心環状線全線開業に要した費用は1kmあたり220億円と3倍超に膨れ上がっている(『中日新聞』1995年9月18日朝刊、13面)。
  7. ^ 同時に放射路線の番号改変も実施された。詳細は名古屋高速道路#歴史を参照。
  8. ^ 化粧板(鉄板)で覆い美装することは地域住民側からの要望(『名古屋高速道路強行建設反対運動の記録』pp.240 - 241)
  9. ^ ヒメボタルの交尾において雄が発光する光に雌が反応のうえ発光し雄を誘発する。通常の道路照明では交尾に影響を与えかねないとされる。(『名古屋高速道路工事誌II』pp.30 - 31)

出典

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