岩絵具
(合成岩絵具 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 23:46 UTC 版)
岩絵具(いわえのぐ)とは、主に鉱石を砕いてつくられた粒子状の絵具で、絵画、彫刻、工芸、建築に用いられる伝統的な顔料である。本稿では主に日本画の材料としての岩絵具について説明する。また、泥絵具についても補足的に述べる。
- ^ 「岩絵具 粒子のきらめき」『日本経済新聞』朝刊2019年3月17日(NIKKEI The STYLE)。
- ^ ヒ素由来の毒性を持つ花緑青(現在は使用されていない)など
- ^ a b 植本誠一郎「日本絵画と日本画絵具」『色材協會誌』第75巻第8号、色材協会、2002年8月、401-407頁、doi:10.4011/shikizai1937.75.401、ISSN 0010180X、NAID 10009581129。
- ^ a b “日本画を彩る胡粉と岩絵具。伝統画材の製造現場を訪れる|さんち ~工芸と探訪~”. さんち ~工芸と探訪~. 2020年7月2日閲覧。
- ^ 水晶を粉砕したもの
- ^ 方解石を粉砕したもの
合成岩絵具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 06:43 UTC 版)
粒のもととなる水晶末や方解末に、色のもととなる顔料や染料を付着させた岩絵具。従来の岩絵具になかった蛍光色やパステルカラー、洋画顔料を備えるが、耐光性に乏に劣る傾向がある。同種の合成岩絵具どうしでは比重が同じなため、直感的に混色ができる。
※この「合成岩絵具」の解説は、「岩絵具」の解説の一部です。
「合成岩絵具」を含む「岩絵具」の記事については、「岩絵具」の概要を参照ください。
- 合成岩絵具のページへのリンク