原子力災害時の相互応援に関する協定

原子力防災基礎用語集

原子力災害時の相互応援に関する協定

原子力災害時の相互応援に関する協定は、原子力施設が立地する14道府県が、原子力災害が発生したときは被災地に他の県が資機材を提供し、また、専門職員を派遣するために、2001年１月31日に締結した協定である。一般的な災害については、47都道府県による広域応援協定がある。 協定は全10条で構成。原子力災害が起きた県は、原子力発電関係団体協議会（14道府県で組織）の会長県が務める主管県に連絡して応援要請をすることや、主管県は被災した県と応援する県との調整役を担うことなどを定めている。