十巻本歌合とは? わかりやすく解説

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十巻本歌合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/25 08:48 UTC 版)

十巻本歌合(じっかんぼんうたあわせ)は、平安時代中期に編纂された、日本最初の歌合集成。仁和年間から天喜4年に至る約170年間の46度の歌合を収める。企画は藤原頼通で、源経信が編纂に関わったか。全46度の歌合のうち、38が完存、6が部分的に残り、2が散逸した。前田育徳会(巻第一・二・三・八及び巻第十の内9度国宝)、陽明文庫(巻第六(国宝)、総目録重要文化財、巻第十の内1度)、東京国立博物館寛平御時后宮歌合(国宝))ほか諸家に分蔵。現存するのは草稿本であり、未完に終わったと見られる。目録内題は歌合。また伝宗尊親王筆歌合巻類聚歌合十巻本十巻本などとも呼ばれる。




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