十三不塔
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十三不塔(シーサンプーター[1]、シーサンプトー[1]、シーサンプトウ[2]、シーサンプータオ[3])は、麻雀におけるローカル役のひとつ[4]。親は配牌時、子はチー・ポン・カンのない第一ツモ完了時に、刻子・順子がなく、搭子さえないバラバラの状態で、かつ、雀頭として対子が一つだけある状態[5]を、特別に役満としたもの。ただし、現在はほとんど採用されないうえ、地域や時代によって定義揺れがある。なお、十三不塔と関連性の強い十三無靠と十四不塔、および牌姿の似た七星無靠についても本記事であわせて解説する。
- ^ a b c d e f 馬場裕一(片山まさゆき、桜井章一 共著)『答えてバビィ - 1卓に1冊!!麻雀もめごと和睦の書』 竹書房、1996年 ISBN 9784812401880
- ^ a b 東京雀豪倶楽部 『麻雀の鉄人』 リヨン社、1995年、ISBN 9784576950129
- ^ 佐藤芳清、麻雀大解説 入門の方にもベテランの方にも、ごま書房(2003年)、p161。
- ^ ただし、横山竜介・大村元『麻雀シリーズ3 わたしにもわかる マージャン役と点数の数え方』 西東社、1980年 p.73 によれば、ローカル役ではなく、正規役として紹介されている
- ^ a b 井出洋介監修『平成版 麻雀新報知ルール』報知新聞社、1997年、p.27、ISBN 9784831901187。新報知ルールでは「配牌で搭子が1組もなく第1ツモの時点で対子、つまり雀頭ができてアガリとするというもの」と定義されている。なお、新報知ルールでは流し満貫とともに十三不塔を和了役から除外している。
- ^ 麻雀の数学 によると「392207353774080÷4250305029168216000=約0.00009228 (約1/10837)」の確率
- ^ 例えば麻雀格闘倶楽部の集計例[1]では十三不塔は採用されていないものの、天和と地和を合算した回数よりもさらに33倍以上多く出現する役満としては、大三元、四暗刻、国士無双が該当する。
- ^ 神保賢雀会『2日で覚える(3色刷)初歩の麻雀』日東書院、1996年、ISBN 9784528004467
- ^ せいとう企画 『初めての人のための即実戦麻雀ゲーム入門』竹内書店新社、1999年、ISBN 9784803500721
- ^ 鈴木知志 『まず覚えよう麻雀カンペキ点数計算 - 実戦から学ぶ勝利の方程式』 大泉書店、1998年、ISBN 9784278048148
- ^ 一四七倶楽部 『すぐにわかる はじめての麻雀』 新星出版社、1992年、ISBN 9784405065673
- ^ 一四七倶楽部 『まんがで覚える麻雀入門』 新星出版社、1988年、ISBN 9784405065468
- ^ 横山竜介 『麻雀シリーズ わたしにもわかる マージャン ルールと打ち方』 西東社、1982年、ISBN 9784791607020
- ^ 栗原安行 『麻雀教室 カラー版 初歩から実戦まで』 日東書院、1986年、ISBN 9784528004368
- ^ a b 佐藤芳清 『麻雀大解説 入門の方にもベテランの方にも』 ごま書房、2003年、p.164、ISBN 9784341082482
- ^ 日本プロ麻雀協会. “日本プロ麻雀協会 麻雀用語講座バックナンバー”. 2012年2月2日閲覧。
十三無靠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 07:53 UTC 版)
十三無靠(しーさんうーしー)は、配牌時または第1ツモ時に面子・搭子・対子が一切なく完全にバラバラになっている状態を特別に役満としたもの。 (例) 十三不塔と比較すると、こちらには対子さえない。十四不塔(しーすーぷとう)とも言う。 詳細は十三不塔#十三無靠を参照 中国麻雀では全不靠の名称で正式に認められているが、七星無靠と同様に摸打を経て手作りする役であり、また数牌の部分の条件も七星無靠と類似している。
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