十万石まんじゅう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 06:56 UTC 版)
十万石まんじゅう(じゅうまんごくまんじゅう)とは、埼玉県行田市の菓子メーカー、十万石ふくさやが製造・販売する和菓子である。十万石饅頭、十万石まんぢゅう、十万石幔頭といった表記も使われる。
注釈
- ^ かつては大宮駅構内に直営店があったが、2005年(平成17年)11月、駅ナカ商業施設「Dila大宮」開業時に撤退した。同商業施設内の土産物店での取り扱いとなっている。
- ^ 西部・秩父地方では百貨店や土産物店での取り扱いもほとんどない。荒川を境に埼玉県の東西の店舗数に顕著な差がある(入間県#入間県と(旧)埼玉県も参照)。西部では西武鉄道沿線唯一の直営店となっていた所沢店が2005年、専門店街テナントとして入居していたダイエー所沢店の事業縮小などにより撤退して以降、西武線沿線には全く直営店がない状態となったほか、東武東上線沿線も川越市以北に数店舗あるのみであった。近年日高市のベイシアにテナントとして入居し、また2014年(平成26年)3月には三芳町に出店。2015年(平成27年)9月には川越市のヤオコー川越山田店にテナントとして入居したものの、行田市や高崎線沿線に比べると西部の店舗はなお少ない状態となっている。西部においては十万石ふくさやより先に創業した川越市や狭山市の複数の和菓子店が10店から30店以上に及ぶ店舗網を形成しており、西武線や東武東上線沿線の店舗数では優位に立っている。このため西部では苦戦している模様であり、川越市のヤオコー川越山田店の店舗は出店からわずか2年後の2017年(平成29年)10月29日に退店している。その後2018年(平成30年)12月13日、マルイファミリー志木にテナントとして入居した[9]。また2019年(令和元年)5月15日に丸広百貨店川越店にテナントとして入居し[10]、西武線沿線に全く直営店がない状態は解消された。
- ^ ローカルCMではあるが全国的にも有名であり、読売テレビ制作・日本テレビ系番組『秘密のケンミンSHOW』などのメディアでも取り上げられたことがある。
出典
- ^ a b c d e f g h “棟方志功先生との出会い”. 十万石ホームページ. 2012年9月22日閲覧。
- ^ a b “会社情報”. 十万石ホームページ. 2012年9月22日閲覧。
- ^ a b c d e f “「うまい、うますぎる!」 棟方志功も愛した埼玉銘菓をぜひ”. 47URARA. 2012年9月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d “十万石のこだわり”. 十万石ホームページ. 2012年9月22日閲覧。
- ^ “十万石のこだわり”. 十万石ホームページ. 2007年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月20日閲覧。
- ^ “「十万石まんじゅう」は、いかにして埼玉県民のソウルフードになったのか?【うまい、うますぎる】”. メシ通 (RECRUIT). (2018年1月23日) 2018年7月8日閲覧。
- ^ a b “お問合せ”. 十万石ホームページ. 2012年9月22日閲覧。
- ^ a b “店舗一覧”. 十万石ホームページ. 2017年6月23日閲覧。
- ^ 十万石マルイ志木店オープン 2018年12月13日 株式会社十万石ふくさや
- ^ 十万石 川越まるひろ店オープンのお知らせ 2019年5月15日 株式会社十万石ふくさや
- ^ “10月10日(水)は十万石お菓子の日”. 十万石ホームページ. 2012年9月22日閲覧。
- ^ LTD, SQUARE ENIX CO. “リアルおみやげプロジェクト | ドラゴンクエストウォーク”. リアルおみやげプロジェクト | ドラゴンクエストウォーク. 2021年6月5日閲覧。
- ^ 県民に親しまれてきたCM「十万石まんじゅう」 期間限定で初の女性ナレーションに! テレ玉、2021年8月19日発行 (PDF) 9月3日閲覧
- ^ 市川由紀乃、埼玉で人気「十万石まんじゅう」でCMナレーション初挑戦 日刊スポーツ、2021年8月19日
- ^ 市川由紀乃〝ものまね〟でつかんだ「十万石まんじゅう」CMナレーション 東京スポーツ、2021年8月19日
- ^ a b 「うまい、うますぎる。志功も絶賛 深い縁 行田・十万石まんじゅう」『埼玉新聞』2012年2月26日 1面
- ^ 国指定文化財等データベース 登録有形文化財(建造物) 文化庁
- 1 十万石まんじゅうとは
- 2 十万石まんじゅうの概要
- 3 棟方志功と十万石まんじゅう
- 4 外部リンク
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