北星学園余市高等学校
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北星学園余市高等学校(ほくせいがくえんよいちこうとうがっこう)は、北海道余市郡余市町黒川町19丁目2-1にある学校法人北星学園が運営する男女共学のキリスト教系私立全日制普通科高等学校[1]。略称は「北星余市高校」・「北星余市」。
- ^ 79人のうち、2人は退学処分となったが、同校は他の77人の生徒を退学・停学ではなく謹慎処分としたため、この対応への批判的な報道もなされた[4]。翌2003年、同校はこの事件をまとめた『続・やりなおさないか君らしさのままで―ひとりで悩むな!卒業生・父母・教師からのメッセージ』を出版した[5]。
- ^ 新入学生徒が41名(定員140名)になり、来年度90名の入学生が集まらない限り廃校にすると理事は通知した[1]。生徒が減少した主な理由は、授業料と下宿代で月10万円かかるからである[10]。生徒の1/4は非課税世帯であり[10]、入学金免除や下宿代半額補助などを行っている[11]。
- ^ 北星余市高校維持の3条件(1)生徒総数210人以上(1年次入学者70人以上)、1学年2クラス以上を確保していること。(2)教育職員18名、事務職員3名を配置(最少配置数)すること。(3)単年度の収支差額超過(赤字)が当面40,000千円以内であること。
- ^ 2018年度以降の入学者数と生徒募集停止の関係については以下のとおり。①2018年4月の1年次入学者(5月1日現在)が70人に達しない場合、又は1・2年次の生徒総数が140人に達しない場合は、2019年4月の1年次入学生からの生徒募集を停止する。②2019年度については生徒総数が210人(5月1日現在)に達しない場合、2020年4月の1年次入学生からの生徒募集を停止する。③2021年4月以降の生徒募集の取扱いについては、生徒募集状況及び収支状況等の諸状況を勘案して改めて検討する。
- ^ a b c d e f g h 松本理恵子、小西淳一 (2015年12月11日). “北星学園余市高、閉校検討 町経済へ影響懸念も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 北海道総合版
- ^ “学校案内 2015(パンフレット)” (PDF). 北星余市高等学校. p. 9. 2018年10月27日閲覧。
- ^ 本当のことを言ってくれ ~北星余市高校大麻に揺れる~ - HBC北海道放送、2002年5月18日放送。[リンク切れ]
- ^ 北星学園余市高校を撮り続けて15年 河野啓インタビュー - 文藝春秋 Archived 2009年8月2日, at the Wayback Machine.
- ^ 『続・やりなおさないか君らしさのままで―ひとりで悩むな!卒業生・父母・教師からのメッセージ』 2003年11月、教育史料出版会。ISBN 978-4876524419。
- ^ a b “学校案内 2015(パンフレット)” (PDF). 北星余市高等学校. p. 2. 2018年10月27日閲覧。
- ^ a b “学校案内 2015(パンフレット)” (PDF). 北星余市高等学校. p. 8. 2018年10月27日閲覧。
- ^ a b “学校案内 2015(パンフレット)” (PDF). 北星余市高等学校. p. 6. 2018年10月27日閲覧。
- ^ a b c “北星余市高 当面は存続 条件付けず 生徒数確保に見通し”. 北海道新聞 (2020年9月12日). 2020年9月12日閲覧。
- ^ a b “厚生文教常任委員会行政視察報告” (PDF). 厚生文教常任委員会. p. 3. 2018年10月27日閲覧。
- ^ ヤンキー先生の母校、閉校検討 北海道・北星学園余市高 朝日新聞2015年12月10日 Archived 2016年2月16日, at the Wayback Machine.
- ^ “存廃議論の北星学園余市高、閉校案を否決”. 朝日新聞DIGITAL (2016年7月9日). 2017年6月17日閲覧。
- ^ “北星学園余市高等学校の2017年度1年次入学者数(5月1日)について”. 北星学園余市高校HP (2017年5月1日). 2017年6月17日閲覧。
- 1 北星学園余市高等学校とは
- 2 北星学園余市高等学校の概要
- 3 概要
- 4 存廃問題
- 5 脚注
固有名詞の分類
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