初日カバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 01:59 UTC 版)
初日カバー(しょにちかばー 英語:first day of issueもしくはfirst day cover)とは、郵便切手が貼られ、その切手の発行日当日の消印が押された封筒類のことである。記念切手などでは、記念の対象の関係者には記念品であり、また、数が限られることから切手収集家や記念品収集家のコレクション対象としての趣味性が強い郵趣品である。英語"first day cover"の頭文字のFDC(エフ・ディー・シー)という略称も、国内外でよく使われる。封筒ではなく絵葉書に仕立てたものはマキシマムカード(MC)と言う。
- 1 初日カバーとは
- 2 初日カバーの概要
- 3 参考文献
初日カバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 17:52 UTC 版)
カバーのうち、貼ってある切手の発行初日の消印が押された封筒類を初日カバーと呼ばれる。"First Day Cover" の頭文字をとって、FDC(エフ・ディー・シー)とも称される。この封筒には、その切手にちなんだデザインが印刷されることが多く、そのデザインのことを「カシェ」といい、カシェのない封筒を「白封」(はくふう)という。カシェを製作する業者(「版元」という。渡辺木版美術画舗による「渡辺版」、(株)松屋による「松屋版」などの木版で作製したものや、日本郵趣協会による「JPS版」などが有名である)や、デザインの美しさ、またカバーそのものの希少性などにより、収集家の間では未使用切手よりも高額で取引されることがある。
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