切腹 (映画)
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『切腹』(せっぷく)は、1962年(昭和37年)9月16日公開の日本映画。配給は松竹。滝口康彦の小説『異聞浪人記』(1958年)を元に橋本忍が脚本、小林正樹が演出・監督した作品である。公開時の惹句は、「豪剣うなる八相くずし! 嵐よぶ三つの決闘!」である[1]。昭和37年度芸術祭参加作品。社会派映画を監督してきた小林正樹が、初めて演出した時代劇映画である。武家社会の虚飾と武士道の残酷性などの要素をふんだんに取り入れ、かつて日本人が尊重していたサムライ精神へのアンチテーゼがこめられた作品である。しかし監督の意図とは逆に、外国の映画評はその残酷性を古典的な悲劇美として高評した[2]。
- ^ a b c 「さ行――切腹」(なつかし 1989)
- ^ a b c d e 「残酷美について」(映画芸術 1963年8月号)。32巻 2003, pp. 572–576に所収
- ^ a b 「昭和37年」(80回史 2007, pp. 130–137)
- ^ a b 「1962年」(85回史 2012, pp. 190–198)
- ^ 「第十一章 映画『人斬り』と昭和四十年代」(山内・左 2012, pp. 294–318)
- ^ 「第二章 映画『人斬り』と三島由紀夫――田中新兵衛と永井尚志」(山内・戦後 2011, pp. 56–107)
- ^ 大森洋平『考証要集 秘伝!NHK時代考証資料』(文春文庫、2013年12月)pp.314-315。なお、現代剣道で八相の構えは型稽古に残るのみで試合では殆ど用いない。詳しくは五行の構え参照。
- ^ 戸板康二『ちょっといい話』(文藝春秋、1978年1月)pp.188-189
- 1 切腹 (映画)とは
- 2 切腹 (映画)の概要
- 3 スタッフ
- 4 脚注
- 5 外部リンク
「切腹 (映画)」の例文・使い方・用例・文例
- 切腹する.
- 彼は切腹しようと短刀を腹に突き立てたが死にきれなかった.
- 今度の失態は全く切腹ものだ.
- 暗に諷して切腹を勧めた
- 彼によろしく切腹すべしと諷示した
- 暗に諷して彼に切腹を勧めた
- きっと成功する、間違ったら切腹する
- 罪を負うて切腹する
- 悪かったら切腹する
- 自分の仕える人の死を追って切腹すること
- 切腹の介錯人
- 切腹する時に介錯する
- 切腹する人の介錯をする人
- 切腹する時に着る着物
- 切腹用の短刀
- 強制的に切腹させられること
- 切腹する
- その結果,浅野は切腹を命じられ,浅野家は断絶となる。
- (野外にある)ドライブイン(映画)劇場.
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