再陽性とは? わかりやすく解説

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再陽性

読み方:さいようせい

再び陽性になること。感染症検査で「陽性」と判断され、一旦「陰性」に転じたが、後の再検査では「陽性」と判断されること。2020年春現在、いわゆる新型コロナウイルス感染症COVID-19)の患者に再陽性の事例続発しており、調査急がれている。

「再陽性」の典型的な状況としては、(1)体調不良により検査行い陽性」と判断され入院(2)治療を受け容体回復して再検査でも「陰性」と判断され退院(3)その後しばらくして容体悪化し再検査を受けたところ「陽性」と判断される、といった状況挙げられる

再陽性になる要因は、「再感染」と「再燃」の2通り考えられる。「再感染」は、いったん体内からウイルス排除され回復したが再び外部から感染源取り込んで感染することである。「再燃」は、容体回復する程度減少したとはいえ完全に排除されわけではない体内ウイルスが再び増加することである。

ウイルスの感染標準的な検査方法といえるPCR検査」には、ウイルス減少する検出しにくくなり、陰性判断されやすくなる性質がある。そのため、再陽性が再感染再燃のどちらによるものなのかを見極めることは容易でない

新型コロナウイルスに関しては、退院後はずっと自宅におり戸外に出る機会がほぼなかったのに再陽性に転じた例も報告されており、「再燃」に該当する事例存在示唆されている。





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