兎の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 22:38 UTC 版)
レオナルド・フィボナッチは次の問題を考案した。 1つがいの兎は、産まれて2か月後から毎月1つがいずつの兎を産む。 兎が死ぬことはない。 この条件の下で、産まれたばかりの1つがいの兎は1年の間に何つがいの兎になるか? つがいの数は次の表のようになる。どの月のつがいの合計も、その前の2つの月での合計の和となり、フィボナッチ数が現れていることが分かる。 産まれたばかりのつがい生後1か月のつがい生後2か月以降のつがいつがいの数(合計)0か月後1 0 0 1 1か月後0 1 0 1 2か月後1 0 1 2 3か月後1 1 1 3 4か月後2 1 2 5 5か月後3 2 3 8 6か月後5 3 5 13 7か月後8 5 8 21 8か月後13 8 13 34 9か月後21 13 21 55 10か月後34 21 34 89 11か月後55 34 55 144 12か月後89 55 89 233
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