修道院への希望と挫折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 14:44 UTC 版)
北原が修道女となりたい希望を両親に打ち明けた時、両親はさすがに驚き、嘆き悲しんだと言う。しかし彼女の決心が固いことを確かめた父親は、まず、修道女の見習である「修練者」として自分を試してみることを彼女に勧めた。そしてメルセス会の修練院がある萩市に、北原が向かうこととなったその前日に、北原は高熱を発して寝込んでしまった。その病状は肺結核であり、早期発見のため命に別条はなかったものの、修練者として修行の生活にはいることは難しいとされてしまった。 その後、父親も病気に倒れたりしたため、心配した長女(和子)が自分の嫁ぎ先である浅草の履物屋、髙木商店に一家に移住してくるように勧めた。北原は、この浅草の履物屋で、ゼノ修道士と出会うこととなる。
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