佐須の禅寺丸古木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/31 14:31 UTC 版)
佐須の禅寺丸古木(さずのぜんじまるこぼく)は、東京都調布市佐須町に生育するカキノキの巨木である[1][2][3]。この木は「禅寺丸」(ぜんじまる)という甘柿の品種で、推定の樹齢は約380年とされる[4]。この品種における巨大な木の一例として、1964年(昭和39年)に東京都の天然記念物に指定された[1][3]。
注釈
- ^ 川崎市教育委員会による国の登録記念物「禅寺丸柿」の説明では、等海が王禅寺の再建のために山中に入った年を1370年(応安3年)としているが、禅寺丸柿の発見自体は1214年(建保2年)説を採っている[7]。東京都文化財情報データベースも、等海による発見を1370年(応安3年)のことと記述している[3]。
出典
- ^ a b c d e f g h i 『東京都の文化財3 無形文化財・民俗文化財・名勝・天然記念物』、103頁。
- ^ a b c d e “佐須(さず)の禅寺丸(ぜんじまる)古木”. 調布市. 2015年9月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “佐須の禅寺丸古木”. 東京都文化財情報データベース. 2015年9月12日閲覧。
- ^ a b c d e “都天然記念物「佐須の禅寺丸古木」、実りの秋迎え一般公開”. 調布経済新聞 (2008年11月6日). 2015年9月12日閲覧。
- ^ a b c d e 久保、37-38頁。
- ^ a b c d e 出町、20-22頁。
- ^ a b c d “禅寺丸柿”. 川崎市教育委員会. 2015年9月12日閲覧。
- ^ “禅寺丸柿”. 川崎市教育委員会 (2018年7月20日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ 出町、10-11頁。
- ^ a b c 出町、14頁。
- ^ “山野の禅寺丸(ぜんじまる)古木”. 調布市. 2015年9月12日閲覧。
- ^ a b c “東京文化財ウィーク2014 通年公開編” (PDF). 2015年4月26日閲覧。
- 1 佐須の禅寺丸古木とは
- 2 佐須の禅寺丸古木の概要
- 3 参考文献
- 佐須の禅寺丸古木のページへのリンク