人間嫌い (ブリューゲル)
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『人間嫌い』(にんげんぎらい、伊: Misantropo、英: The Misanthrope)は、初期フランドル派の巨匠ピーテル・ブリューゲルが1568年にキャンバス上にテンペラで制作した絵画である。画面には、「人間嫌い」の老人、その老人から窃盗をしている若者、その若者を覆っているガラスの球体が描かれ、道徳教訓的な意味が含有されている[1]。作品は現在、ナポリのカポディモンテ美術館に所蔵されている[2][3]。
- ^ a b c d e f g h i j k 阿部謹也・森洋子 1984年、86頁。
- ^ “Misantropo”. カポディモンテ美術館非公式サイト(イタリア語). 2023年5月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 森洋子 2017年、38-39頁。
- ^ Richardson 2011, p. 152.
- ^ a b c d e 岡部紘三 2012年、111-112頁。
- ^ a b c d 『ブリューゲルへの招待』、2017年、66頁。
- ^ Richardson 2011, p. 151–152.
- ^ Cf. Pietro Allegretti, Brueghel, Skira (2003), ISBN 0-00-001088-X (イタリア語)
- ^ R-M. Hagen & R. Hagen, Bruegel: The Complete Paintings, Taschen (2000), ISBN 3-8228-5991-5
- 1 人間嫌い (ブリューゲル)とは
- 2 人間嫌い (ブリューゲル)の概要
- 3 参考文献
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