丸茂鉱とは? わかりやすく解説

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丸茂鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 05:26 UTC 版)

丸茂鉱(まるもこう、 Marumoite)は、1983年頃、東京大学の鉱物学者、小沢徹と竹内慶夫によって、スイスのレーゲンバッハ(Legenbach)から発見された新鉱物[1]、1998年に国際鉱物学連合により承認された。化学組成はPb32As40S92単斜晶系東京工業大学の鉱物学者 丸茂文幸の、硫塩鉱物の結晶構造解析への貢献をたたえて命名された。日本では、富山大学の鉱床学者、清水正明などにより、青森県の奥戸(オコッペ)鉱山からの産出が報告されている[2]


  1. ^ 小沢徹・竹内慶夫(1983): Lengenbach産Pb-As硫塩の新長周期相。日本鉱物学会年会講演要旨集、92頁。
  2. ^ Shimizu, M. et al. (2005): Dufrenoysite and marumoite from the Okoppe Mine, Japan. 8th Biennal SGA Meet., Poster #100.


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