上江川線の区間について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/27 15:47 UTC 版)
「名古屋市電上江川線」の記事における「上江川線の区間について」の解説
名古屋市の資料によると、開業当初の1916年末時点では「上江川線」の指す区間は明道橋(明道町)から浄心前(浄心町)までの1.635キロメートルであった。しかし1919年末時点では「上江川線」という路線名はなくなって浄心前から船方までの8.113キロメートルをまとめて「江川線」と称しており、1922年8月の名古屋市電成立時も同様に浄心前 - 船方間が「江川線」とされていた。 市営化後の1923年末時点では「上江川線」の名称が復活しており、その区間は志摩町 - 浄心前間の1.973キロメートルであった。だが1926年末時点では志摩町から本町御門(名古屋城)までが「行幸線」とされて「上江川線」は明道橋 - 浄心前間の1.614キロメートルに短縮されている。1941年度(昭和16年度)の時点でも「行幸線」は志摩町 - 名古屋城間、「上江川線」は明道橋 - 浄心前間を指す。 戦後、1952年(昭和27年)の時点では「行幸線」は明道町起点になり、代わって「上江川線」の区間が志摩町から浄心町までの1.974キロメートルとなっている。
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