三省堂 大辞林 |
「三更」の用例一覧
樋口一葉 琴の音 (青空文庫)
鎖のあさましき世や送るらん、さても心の奥にひそまりし優しさは、三更月下の琴声に和して、こぼれ 初 ( (そ) ) めぬる涙、露の玉か、玉ならば趙氏が城のいくつにも替へがたし、恋か情か、其人の姿をも知らざりき、わづ...
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瞿宗吉 岡本綺堂訳 世界怪談名作集 牡丹燈記 (青空文庫)
にたたずんで、むなしく往来の人びとを見送っているばかりであった。十五日の夜も 三更 ( さんこう ) (真夜中の十二時から二時間)を過ぎて、人影もようやく 稀 ( まれ ) になったころ、髪を...
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岡本綺堂 中国怪奇小説集 子不語 (青空文庫)
妻子 眷族 ( けんぞく ) を別室に宿らせ、自分ひとりは剣を握り、 燭 ( しょく ) をたずさえ、楼に登って妖怪のあらわれるのを待っていると、宵のうちには別に何事もなかったが、夜も 三更 ( さん...
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