三方原用水

全国疏水名鑑

三方原用水

秋葉ダム		疏水の概要
		■疏水の所在 浜松市（旧市町名：浜松市、浜北市、細江町、雄踏町、舞阪町）5,749ha ■所在地域の概要 浜松市は平成17年7月1日に１２市町村の合併によりできた、人口７８万人の県下第1の人口を抱える大都市である。三方原用水は静岡県西部の天竜川西岸浜名平野と浜名湖との間に広がる三方原台地とその周辺の水田地帯の農業を支えている。 ■疏水の概要・特徴 三方原用水は水利面で孤立していた三方原台地に安定した農業用水を確保する目的で昭和33年の国営事業着手から、平成２年度の県営事業完了まで、実に32年の年月を費やして完成した用水である。明治28年の金原明善の企画以来の懸案であった、天竜川から台地に引水するという大事業が完成したことにより、それまで天候に左右され不安定だった用水が、安定供給されるようになり、当地域は静岡県を代表する農業地帯へと変化した。

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三方原用水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/22 00:15 UTC 版)

三方原用水（みかたばらようすい）は、静岡県の天竜川左岸の3市3町（現在は合併して浜松市の1市）に水を供給する国営の多目的用水。