ワードロービングとは? わかりやすく解説

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ワードロービング【wardrobing】

読み方:わーどろーびんぐ

返品することを前提商品購入して使用し返金求め行為一日限りパーティーイベントのために高額な衣服電化製品購入使用して返品するなどの悪質な例もある。

[補説] ワードローブ衣装戸棚の意で、店の商品あたかも自分衣装のように使うことからの名。


ワードロービング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 14:42 UTC 版)

ワードロービング英語: wardrobing)は、商品を購入し、使用した上で、店舗に返品して返金を求めるという一連の行為[1]アメリカ合衆国のように商習慣として返品制度が確立している社会において、この制度を悪用した行為である[2][3]。高額な衣料品や宝飾品を対象として行なわれることが多く[2][4]洋服箪笥を意味する「ワードローブ(wardrobe)」から、店を自分の箪笥のように使うといった含意で、この表現が生まれた[2]。このため狭義ではもっぱら高級衣料品が対象となるものを指すが[5]、広義では、より一般的に、道具類や電化製品、コンピュータなどを対象とした行為も含む。


  1. ^ Kim, Eun Kyung (2013年9月19日). “Bloomingdale's new b-tags block used clothing returns”. nbcnews.com. 2014年2月18日閲覧。
  2. ^ a b c d 畑中徹 (2014年2月18日). “米小売り、「ワードロービング」対応悩む テレビ、ドレス…高額品使って返品”. 朝日新聞・朝刊: p. 6  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  3. ^ 後藤文俊 (2013年9月21日). “【ブルーミングデールズ】、「ワードロービング」対応にBタグは顧客に支持されるのか?”. 後藤文俊. 2014年2月18日閲覧。
  4. ^ a b 河内真帆 (2014年1月10日). “米、返品詐欺損失34億ドル、小売各社、昨年の年末商戦で”. 日経MJ(流通新聞): p. 7ページ  - 日経テレコン21にて閲覧
  5. ^ a b Starkey, Joy (2013年11月6日). “Wardrobing: Are you guilty? 'Wardrobing', the act of buying, wearing, then returning an item of clothing, is becoming increasingly popular in Britain”. Telegraph Media Group Limited 
  6. ^ My Date With Drew”. Nash Information Services, LLC. 2014年2月18日閲覧。


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