ローラ・LC91
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 17:47 UTC 版)
ローラ・LC91 (Lola LC91) は、フランスのレーシングチーム、ラルースが1991年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。イギリスのレーシングカービルダー、ローラ・カーズがラルースのために開発した最後のマシン。チームが経済的な問題を抱えていた時期に製作されたLC91は、前作ほど成功することは無かった。特にシーズン後半には予選落ちを繰り返した。結局この年に獲得できたのは2ポイントのみであった。後継のヴェンチュリー・LC92はロビン・ハードが設計した。
- ^ a b c Burchkalter, Galeron: Tout sur la Formule 1 1991, S. 108.
- ^ Ménard: La Grande Encyclopédie de la Formule 1, S. 325.
- ^ a b c Hodges: Rennwagen von A-Z nach 1945, S. 142 f.
- ^ a b Hodges: A-Z of Grand Prix Cars, S. 129.
- ^ Vgl. Cimarosti: Das Jahrhundert des Rennsports, S. 430, 443.
- ^ 奇しくも同一日・同一サーキットで、後にF1史上希代の名車といわれるウィリアムズ・FW14もひっそりとシェイクダウンされている。厳密には3号車のシェイクダウンだが、実際はLC91と変わらず、ほぼぶっつけ本番で現地に持ち込んだという状況だった。そのため、FW14は序盤は前年から刷新されたポテンシャルをみせつけつつ、同時に熟成不足による信頼性のトラブルを露呈することになる。ただし、当時のF1では珍しいことではなく、チャンピオンマシン、マクラーレンホンダMP4/6も同じような状況で開幕を迎えている。
- ^ フジテレビ系 F1ポールポジションの現地映像より
- 1 ローラ・LC91とは
- 2 ローラ・LC91の概要
- 3 F1における全成績
- 4 外部リンク
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