ロングスナッパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 09:12 UTC 版)
ロングスナッパー(Long snapper)は、アメリカンフットボールのスペシャルチームでセンターの位置に入り、パントでは15ヤード、フィールドゴールやエクストラポイントでは7ヤード程の長いスナップを行うポジション。
概要
フィールドゴールやエクストラポイントでは通常、ロングスナッパーは7~8ヤード、パントでは15ヤードのスナップをホルダーに対して行う。パントスナップ後、ロングスナッパーはブロッキングアサイメントを行い、スクリーメージラインから相手方のエリア(ダウンフィールド)に侵入して、リターンを阻止する役目を負う。
ロングスナッパーは、長い距離のスナップを正確に安定したスパイラルで行う必要があり、フィールドゴールやパントにおいて、キッカーやパンターのリズムを乱すようなスナップをすることはチームのピンチに直結することから、競技レベルが高いリーグにおいては、近年、多くのチームにおいてロングスナップを専門的に行う選手を所属させている[1]。
脚注
- ^ Northam, Mitchell (2019年8月26日). “The long snapper revolution in college football” (英語). Underdog Dynasty. 2021年3月7日閲覧。
オフェンス | ディフェンス | スペシャルチーム | |||||||
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ラインメン | オフェンシブタックル(T) センター(C) オフェンシブガード(G) | ラインメン | ディフェンシブタックル(DT) ノーズタックル(NT) ディフェンシブエンド(DE) | キッキング | プレースキッカー(K) パンター(P) | ||||
クォーターバック(QB) | ラインバッカー(LB) | スナッピング | ロングスナッパー(LS) ホルダー | ||||||
ランニングバック(RB) | ディフェンスバック | コーナーバック(CB) セイフティ(S) | リターニング | キックリターナー(KR) パントリターナー(PR) | |||||
レシーバー | ワイドレシーバー(WR) タイトエンド(TE) | ||||||||
タックリング | スペシャルチーマー(ST) |
ロングスナッパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 09:22 UTC 版)
「アメリカンフットボールのポジション」の記事における「ロングスナッパー」の解説
ロングスナッパー(Long snapper, LS)は、フィールドゴール、パント時や、ショットガンフォーメーション時にスナップを担当するポジション。その名の通り、長いスナップをする場合に出てくる。センター(またはガード)が兼任する場合と専門の選手が務める場合がある。
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