リキシセナチド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/26 00:50 UTC 版)
リキシセナチド(lixisenatide)とはサノフィがZealand Pharma A/S(デンマーク・コペンハーゲン、www.zealandpharma.com )からライセンスを取得したGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)受容体作動薬であり[1]、2型糖尿病を対象とした治療に関して研究が進められ[2]、2013年6月28日に承認を取得し[3]、2013年9月17日に発売された[4]。臨床試験で悪性腫瘍の増加が懸念された他、動物実験においても催奇形性が観察された[5]。
- ^ Christensen et al. (Aug 2009). “Lixisenatide, a novel GLP-1 receptor agonist for the treatment of type 2 diabetesmellitus”. IDrugs. 12 (8): p.p.503-513. PMID 19629885 2011年2月10日閲覧。.
- ^ “Positive Phase III Data for Two Separate Type 2 Diabetes Therapies Reported at ESAD” (英語). Genetic Engineering & Biotechnology News (2010年9月20日). 2011年2月10日閲覧。
- ^ “日本初の基礎インスリンとの併用が可能なGLP-1受容体作動薬リキスミアの製造販売承認取得について” (2013年6月28日). 2014年10月25日閲覧。
- ^ “唯一基礎インスリンと併用が可能,リキシセナチドが本日発売” (2013年9月17日). 2014年10月25日閲覧。
- ^ “Lixisenatide Given Positive Opinion for Marketing in EU” (2012年9月19日). 2014年10月25日閲覧。
- ^ “International Nonproprietary Names for Pharmaceutical Substances (INN). Recommended INN: List 61”. WHO Drug Information 23 (1): 66f. (2009) 2014年10月25日閲覧。.
- 1 リキシセナチドとは
- 2 リキシセナチドの概要
- 3 化学的特徴
- リキシセナチドのページへのリンク