ラスブリカーゼとは? わかりやすく解説

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ラスブリカーゼ


ラスブリカーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 03:18 UTC 版)

ラスブリカーゼ(Rasburicase)とは、尿酸を酸化して5-ヒドロキシイソ尿酸に代謝するための酵素、つまり、尿酸オキシダーゼである。尿酸は、分子状の酸素と水の存在する環境において、ラスブリカーゼによって5-ヒドロキシイソ尿酸と過酸化水素に変換される。その後、5-ヒドロキシイソ尿酸は自発的にアラントイン二酸化炭素とに分解する。こうして産生するアラントインは尿酸と比べて水溶性が高く、腎臓から容易に排泄される。


  1. ^ 参考までに、ヒトの血中に含まれる代表的なタンパク質のアルブミンの分子量は約66 (kDa)、つまり6万6000 (Da)程度なので、ラスブリカーゼの方が大きい。


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