モーナ・ルダオとは? わかりやすく解説

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モーナ・ルダオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 06:59 UTC 版)

モーナ・ルダオ(セデック語:Mona Rudao[注釈 1]/漢字:莫那・魯道)(1880年 - 1930年)は日本統治時代台湾における台湾原住民霧社セデック族マヘボ社の頭目。大規模な抗日武装反乱として知られる霧社事件を起こして日本と戦ったが敗死した。名前は「父ルダオの子であるモーナ」という意味[注釈 2]


注釈

  1. ^ モーナ・ルド(Mona Rudo)とも書かれるが、今までに出されたほとんどの出版物ではルダオと書かれている。
  2. ^ セデックにはもともと名字はなく、父親の名前を自分の名前のあとにつける。
  3. ^ セデック語のtanah tunux(赤い頭)のこと。初期にセデックが遭遇した日本兵たちが赤い軍帽をかぶっていたことから。
  4. ^ ローマ字では、Tadao(またはTado) Mona.漢字では「達多莫那」。

出典

  1. ^ 中川浩一・和歌森民男編『霧社事件 台湾高砂族の蜂起』三省堂、1980年。93頁
  2. ^ a b c “(下)セデック族を徹底的に追い詰めた日本”. Mainichi Daily News. (2019年10月26日). https://mainichi.jp/articles/20191026/k00/00m/040/441000c 2021年1月19日閲覧。 
  3. ^ 向山寛夫『日本統治下における台湾民族運動史』中央経済研究所、1987年。1083頁
  4. ^ 『霧社事件 台湾高砂族の蜂起』94頁
  5. ^ 『霧社事件 台湾高砂族の蜂起』95-96頁
  6. ^ 『霧社事件 台湾高砂族の蜂起』95頁
  7. ^ 『日本統治下における台湾民族運動史』1082-1084頁
  8. ^ a b 『日本統治下における台湾民族運動史』1089頁
  9. ^ 『霧社事件 台湾高砂族の蜂起』121頁
  10. ^ 『霧社事件 台湾高砂族の蜂起』102-103頁、『日本統治下における台湾民族運動史』1090頁
  11. ^ 『日本統治下における台湾民族運動史』1090頁
  12. ^ 页面存档备份”. 2023年6月19日閲覧。


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