メンヘラちゃん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 09:11 UTC 版)
『メンヘラちゃん』は、琴葉とこによる日本の漫画作品。心に病を持つ少女と友人たちの交流を描く物語である。最初は著者のホームページやpixivで私的に公開されたウェブコミックだったが、インターネット上で反響を呼び、2012年10月にイースト・プレスによって上・下、全2巻の単行本が刊行された[1]。単行本化に伴いホームページでの公開が休止されたため[4]、本項では単行本を中心に解説する。
注釈
- ^ メンタルヘルスを略した「メンヘル」に、英語で動作主体を表わす接尾辞「-er」を付した造語。英語読みでは「メンヘラー」となるが、一般には末尾を延ばさず「メンヘラ」と表現される。(参考;“メンヘラー”. 日本語俗語辞書(株式会社ルックバイス). 2012年1月19日閲覧。)
- ^ 『ライトノベルでわかる確率』(ISBN 978-4-88181-816-9)・『仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ!』(ISBN 978-4-88181-820-6)(前者は文書構成を担当、後者は「就活応援アカデミー」名義で著者。共にエマ・パブリッシング刊)などの著書を持つ作家。漫画を使った学問や就職活動に関する書籍の他、『「ぱんつ」大全』(共著、インフォレスト刊。ISBN 978-4-86190-489-9)などサブカルチャー関係の書籍も手がける。
出典
- ^ a b “WEB作品「メンヘラちゃん」書籍化、弱い心を繊細に描写”. コミックナタリー (2012年10月16日). 2012年1月20日閲覧。
- ^ 琴葉とこ (2012年8月29日). “『メンヘラちゃん』の公開について”. pixiv(琴葉とこコメント). 2012年1月23日閲覧。
- ^ a b たまごまご (2010年3月28日). “「メンヘラちゃん」があまりにも素晴らしくて心の整理がつかない。”. たまごまごごはん(たまごまごブログ). 2012年1月23日閲覧。
- ^ 琴葉とこ (2012年8月29日). “『メンヘラちゃん』の公開について”. もっちりぷにぷに(琴葉とこブログ). 2012年1月20日閲覧。
- ^ a b たまごまご (2012年10月23日). “うつ病で学校休んだっていいんだよ。高校生が描いた『メンヘラちゃん』”. エキレビ!(エキサイト). 2012年1月20日閲覧。
- ^ 琴葉とこ (w, p, i). "あとがきマンガ" メンヘラちゃん vol. 下巻, pp.211-213 (2012年10月29日), イースト・プレス, ISBN 978-4-7816-0825-9
- ^ “メンヘラちゃん(上・下) 「不安や絶望など負の感情表現が凄く、心が揺さぶられる」”. アキバBlog (2012年10月16日). 2012年1月25日閲覧。
- ^ “〈回顧2012:サブカル〉私の3点”. 朝日新聞デジタル(朝日新聞社) (2012年12月25日). 2013年3月24日閲覧。
- ^ “不登校の涙、笑い飛ばした マンガ「メンヘラちゃん」”. 朝日新聞デジタル(朝日新聞社) (2013年2月5日). 2013年3月24日閲覧。
- ^ “メンヘラちゃん(上)”. イースト・プレス. 2012年1月25日閲覧。
- ^ “メンヘラちゃん(下)”. イースト・プレス. 2012年1月25日閲覧。
- 1 メンヘラちゃんとは
- 2 メンヘラちゃんの概要
- 3 登場人物
- 4 書誌情報
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