メンヘラ
「心に何かしらの問題を抱えている人」というような意味合いで用いられている通俗的な表現(インターネットスラング)。メンタルヘルス(精神衛生)を略して「メンヘル」と呼び、さらに英語の接尾辞 -er を加えて「メンヘルな人」という意味を加えた言い方と解釈される。
現在のニュアンスで使用されるようになったのは、匿名掲示板「5ch」にある「心の健康」について話すスレッド「メンタルヘルス板」が発祥とされており、そのようなスレッドにいる人の総称として用いられていた「メンヘラー」が短縮され、今の形となった。メンヘラは匿名掲示板の中で生まれ意味の変遷を辿ってきた語であり、その厳密な意味や定義は捉えがたい。医学的な見地における「精神障害を患っている人」をメンヘラと呼ぶことはあながち不自然ではないが、そのような精神障害の者はメンヘラが含む範囲の一部であるに留まる。メンヘラという表現は、より広範かつ抽象的・通俗的な「病んでいる人」全般を含み得る。
文脈によっては「面倒で生きづらい性格に難儀している人」という程度の意味とも捉えられる。「精神的に変調を来して参ってしまっている人」くらいの意味で用いられている場合もある。「精神の平衡を失う(気が触れる)」ニュアンスを伴う場合も多い。
特徴としては、極度に寂しさを感じやすく、人との関わりを求めるあまりに、家族や友人、恋人などに依存することが挙げられる。また、実際にメンタルクリニックなどに通院し、治療を受けている場合もある。具体的な行動としては、依存している相手にメールを大量に送る、電話を頻繁にかける、ヒステリックに怒るなどが挙げられる。いわゆるメンヘラのステレオタイプは女性の動向であり、たとえば、親友や恋人などの特定の気を許した人物へ過度に依存し、心身共に束縛したがり、束縛を逃れる行動に激しく嫉妬し、報復として自傷を含む過激な破壊活動に出る、といった振る舞いをする者として思い描かれる。この一連の振る舞いの根底には強烈な自己愛があると指摘できる。
「メンヘラ」の語は多分に「メンタルヘルス」の本来の意味から乖離しているが、他方「メンヘル」は精神衛生・メンタルヘルスの分野にほど近い認識のもとに用いられている趣が色濃く、「精神障害」を指す語として用いられている場合もままある。メンヘルと同様の省略表現としては、「境界性人格障害」(ボーダーライン)を略した「ボダ」なども挙げられる。
しばしば、人に異常な愛情を抱くあまり、危害を加える「ヤンデレ」と混同されることがある。明確な違いははっきりしていないが、ヤンデレは漫画やアニメなどに登場するキャラクターの表現として用いられ、他人に執着するあまり、相手や周辺の人間にまで危害を加えるような人物を指すことが多い。メンヘラは自分自身へ攻撃が向かうことが多いという傾向がある。
精神的に不安定ななどを指すときに「あの人はメンヘラだ」という言い方をすることがある。また、本当に精神疾患を患っているわけではなく、人の気を引きたい、同情してほしいなどの思いから、心を病んでいるふりをする人のことを「ファッションメンヘラ」と表現する。
現在のニュアンスで使用されるようになったのは、匿名掲示板「5ch」にある「心の健康」について話すスレッド「メンタルヘルス板」が発祥とされており、そのようなスレッドにいる人の総称として用いられていた「メンヘラー」が短縮され、今の形となった。メンヘラは匿名掲示板の中で生まれ意味の変遷を辿ってきた語であり、その厳密な意味や定義は捉えがたい。医学的な見地における「精神障害を患っている人」をメンヘラと呼ぶことはあながち不自然ではないが、そのような精神障害の者はメンヘラが含む範囲の一部であるに留まる。メンヘラという表現は、より広範かつ抽象的・通俗的な「病んでいる人」全般を含み得る。
文脈によっては「面倒で生きづらい性格に難儀している人」という程度の意味とも捉えられる。「精神的に変調を来して参ってしまっている人」くらいの意味で用いられている場合もある。「精神の平衡を失う(気が触れる)」ニュアンスを伴う場合も多い。
特徴としては、極度に寂しさを感じやすく、人との関わりを求めるあまりに、家族や友人、恋人などに依存することが挙げられる。また、実際にメンタルクリニックなどに通院し、治療を受けている場合もある。具体的な行動としては、依存している相手にメールを大量に送る、電話を頻繁にかける、ヒステリックに怒るなどが挙げられる。いわゆるメンヘラのステレオタイプは女性の動向であり、たとえば、親友や恋人などの特定の気を許した人物へ過度に依存し、心身共に束縛したがり、束縛を逃れる行動に激しく嫉妬し、報復として自傷を含む過激な破壊活動に出る、といった振る舞いをする者として思い描かれる。この一連の振る舞いの根底には強烈な自己愛があると指摘できる。
「メンヘラ」の語は多分に「メンタルヘルス」の本来の意味から乖離しているが、他方「メンヘル」は精神衛生・メンタルヘルスの分野にほど近い認識のもとに用いられている趣が色濃く、「精神障害」を指す語として用いられている場合もままある。メンヘルと同様の省略表現としては、「境界性人格障害」(ボーダーライン)を略した「ボダ」なども挙げられる。
しばしば、人に異常な愛情を抱くあまり、危害を加える「ヤンデレ」と混同されることがある。明確な違いははっきりしていないが、ヤンデレは漫画やアニメなどに登場するキャラクターの表現として用いられ、他人に執着するあまり、相手や周辺の人間にまで危害を加えるような人物を指すことが多い。メンヘラは自分自身へ攻撃が向かうことが多いという傾向がある。
精神的に不安定ななどを指すときに「あの人はメンヘラだ」という言い方をすることがある。また、本当に精神疾患を患っているわけではなく、人の気を引きたい、同情してほしいなどの思いから、心を病んでいるふりをする人のことを「ファッションメンヘラ」と表現する。
メンヘラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/22 21:11 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動メンヘラ
- 精神障害(狭義には境界性パーソナリティ障害)を患っている、あるいは精神的に不安定な状態にある人に対する俗称(ネットスラング)。
- ロックバンド、ミオヤマザキの曲名。
関連項目
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