メモリマップトI/Oとは? わかりやすく解説

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メモリマップトI/O

読み方メモリマップトアイオー
【英】Memory Mapped Input/Output, MMIO

メモリマップトI/Oとは、CPUI/O入出力デバイスアクセスするための命令を、メインメモリアクセスするための命令と同じアドレス空間で扱う方式のことである。

メモリマップトI/Oでは、CPUアドレス空間メインメモリ共有することによって、I/Oデバイスメインメモリを同じ命令によって扱うことができる。このためアドレス空間自由度が高まるといった利点がある。

メモリマップトI/O方式に対してメモリ専用アドレス空間I/O専用アドレス空間I/Oアドレス空間)を用意してそれぞれ個別命令割り振る形式が、I/OマップトI/OI/Oアドレス方式)と呼ばれるI/OマップトI/Oは、メモリマップトI/Oに比べてそれぞれのアドレス空間無駄な利用することができる。

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メモリマップドI/O

(メモリマップトI/O から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 03:13 UTC 版)

メモリマップドI/O: memory-mapped I/O)とは、コンピュータ内でCPUと入出力機器の間で入出力を行う手法の一種。他の入出力手法としては、ポートマップドI/O: port-mapped I/O)と、メインフレームなどで独立した入出力プロセッサを使用するチャネル・コントローラ方式がある。本項目ではポートマップドI/Oについても併せて解説する。「メモリマップ」と「ト」に濁音を付けない表記も用いられる。


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  2. ^ 松尾, 圭浩 (2018年). “よくわかる!定番!組込みソフトウェア開発技術の基礎”. jasa.or.jp. p. 5. 2020年12月11日閲覧。
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  4. ^ a b Tanabe 1983, p. 75-76.
  5. ^ 川村 清『PC-9801解析マニュアル[第0巻]』秀和システムトレーディング株式会社、1983年6月30日、337頁。
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