マージョリ・リーヴス
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マージョリ・エセル・リーヴス (Marjorie Ethel Reeves, 1905年7月17日 - 2003年11月27日[1]) はイギリスの中世史家・宗教史家で、20世紀初頭にはほとんど省みられなくなっていたフィオーレのヨアキムについて、その思想がどのようなもので、かつてどれだけ大きな影響を及ぼしていたのかを再評価する上で、きわめて重要な役割を果たした研究者の一人である。オックスフォード大学では、セント・アンズ・カレッジの副学寮長(1951年 - 1967年)だった時期も含め、長く教鞭を執った。著書などでは単にマージョリ・リーヴスと名乗ることがしばしばであった。
注釈
- ^ ヨアキムは中世に大きな影響を及ぼした人物であっただけに、彼の名を騙った擬ヨアキム文書も多く、どれが真正でどれが擬作なのか自体が大きな論点のひとつである。リーヴス (2006) 巻末には付録のひとつとしてヨアキムの著書目録が収録されているが、リーヴス自身、真作・擬作の判定はなおも確定していないものがあることを認めていた(リーヴス (2006) 付録 p.25)。
出典
- ^ a b c d e f g Obituary : Marjorie Reeves. Oxford historian and educator of wit and passion, she was a key figure at St Anne's College(『ガーディアン』によるリーヴスの訃報、2013年4月28日閲覧)
- ^ a b リーヴス (2006) p.643
- ^ リーヴス (2006) pp.643-644
- ^ リーヴス (2006) pp.647-648
- ^ a b リーヴス (2006) pp.654-655
- ^ リーヴス (2006) p.642
- ^ 大橋 (2006) p.661
- ^ リーヴス (2006) pp.644-645
- ^ リーヴス (2006) pp.645-646
- ^ a b リーヴス (2006) p.651
- ^ 小澤 (2008) pp.131-132
- ^ エリアーデ (1997) p.10
- ^ マッギン (1997) pp.294-295
- ^ 大橋 (2006) pp.658-659
- ^ 小澤 (2008) p.132
- ^ リーヴス (2006) pp.651-652
- ^ リーヴス (2006) 奥付
- ^ a b マッギン (1997) p.295
- ^ a b リーヴス (2006) pp.652-653
- ^ マッギン (1997) p.294
- 1 マージョリ・リーヴスとは
- 2 マージョリ・リーヴスの概要
- 3 主著
- 4 参考文献
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