ボイオリクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 23:47 UTC 版)
ボイオリクス(Boiorix、? - 紀元前101年)は、キンブリ族の王。ボイオリクスに率いられたキンブリ族は、北海沿岸のもともとの居住地域から、新たな定住地を求めて南へ移動していった。ボイオリクスの最大の成功は、紀元前105年のアラウシオの戦いでローマ軍に対して大勝利を挙げたことであった[1]。それ以前にも、紀元前113年のノレイアの戦いにおいて、ボイオリクスはローマ軍を撃破していた。しかし、その後、紀元前101年のウェルケラエの戦いにおいてガイウス・マリウス率いるローマ軍に敗北した。ボイオリクス自身も、この戦いの際に戦死した。
- ^ Livy. “Periochae of Books 66-70”. 2010年10月5日閲覧。(ティトゥス・リウィウス)
- 1 ボイオリクスとは
- 2 ボイオリクスの概要
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