ホルヒのいないホルヒ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 15:16 UTC 版)
創業者を失ったホルヒ社は超高級車メーカーへと転身し、高品質なプレステージカーを製作していく。 ホルヒ社は、当時のドイツでも極めて大型の直列8気筒エンジンをいち早く導入した。1926年には初の量産8気筒モデル「303」を発売、1927年には8気筒モデルに「翼を持った矢」形のエンブレムを採用する。1930年にはやはり8気筒の「500」を送り出した。 1931年には、モンディアル・ド・ロトモビルにV型12気筒の「670」を出展する。高度な設計を伴った超高級車であったが、ドイツにおいて競合するマイバッハ・ツェッペリンやグローサー・メルセデスに比べればかなりの低価格であった。この「600」、「670」はアウトウニオン結成1年後に姿を消している。
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