プラネット・エックス_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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プラネット・エックス (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/18 15:49 UTC 版)

プラネット・エックス
デレク・シェリニアンスタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州ハリウッド・ヒルズ The Leopard Room[1]
ジャンル プログレッシブ・メタルインストゥルメンタル
時間
レーベル マグナ・カルタ・レコード
プロデュース デレク・シェリニアン、トム・フレッチャー[1]
専門評論家によるレビュー
デレク・シェリニアン アルバム 年表
プラネット・エックス
(1999年)
イナーシャ
(2001年)
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プラネット・エックス』(Planet X)は、アメリカ合衆国キーボーディストデレク・シェリニアン1999年に発表した、ソロ名義では初となるスタジオ・アルバム

解説

本作で共演したシェリニアンとヴァージル・ドナティは、トニー・マカパインと共に本作と同名のバンド「プラネット・エックス」を結成し、2000年にファースト・アルバム『ユニヴァース』を発表している[2]。なお、3部構成の組曲「アトランティス」はプラネット・エックス名義のライヴでも演奏され、アルバム『ライヴ・フロム・オズ』(2002年)にも収録された[3]

スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「作曲に関しては、キング・クリムゾン等プログレッシブ・ロックの大物達による複雑でテンポ・チェンジが多い作風と並び、スティーヴ・ヴァイからの影響もそこかしこに表れている」と評している[4]

キーボーディストの難波弘之は、ユーロ・ロック・プレス(VOL.3)において、(シェリニアンの)音の使い方がエディ・ジョブソンっぽい。冒頭の組曲「アトランティス」をはじめ、小品もそれぞれ力作。ヴァージル・ドナティがうまいせいか、フュージョン風でもあると評した。

収録曲

特記なき楽曲はデレク・シェリニアンとヴァージル・ドナティの共作。

  1. アトランティス パート1 "アポカリプス 1470 B.C." - "Atlantis: Part 1. "Apocalypse 1470 B.C."" - 6:59
  2. アトランティス パート2 "シー・オヴ・アンティクァティ" - "Atlantis: Part 2. "Sea of Antiquity"" - 4:18
  3. アトランティス パート3 "ロスト・アイランド" - "Atlantis: Part 3. "Lost Island"" - 5:38
  4. クラブ・ネビュラエ - "Crab Nebulae" - 4:07
  5. ボックス - "Box" - 5:05
  6. マネー・ショット - "Money Shot" - 4:26
  7. デイ・イン・ザ・サン - "Day in the Sun" - 4:58
  8. ステイト・オヴ・デリリウム - "State of Delirium" - 2:48
  9. スペース・マティーニ - "Space Martini" - 3:47
  10. ブルネイ・バビロン - "Brunei Babylon" (Derek Sherinian, Virgil Donati, Brett Garsed) - 5:39

参加ミュージシャン

脚注・出典

  1. ^ a b Derek Sherinian - Planet X (CD, Album) at Discogs
  2. ^ Hill, Gary. “Planet X - Biography & History”. AllMusic. 2016年12月30日閲覧。
  3. ^ Couture, François. “Live from Oz - Planex X”. AllMusic. 2016年12月31日閲覧。
  4. ^ Huey, Steve. “Planet X - Derek Sherinian”. AllMusic. 2016年12月30日閲覧。



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