反転フラップ式案内表示機
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反転フラップ式案内表示機(はんてんフラップしきあんないひょうじき、英: split-flap display)とは、文字を上下に分割して印刷した複数のフラップ(開閉板)を回転させることで表示を行う装置。変更稼働中の音から「パタパタ(式)」[1]、開発メーカーであるソラーリ・ディ・ウディネの名前から「ソラリー式」(近畿日本鉄道など一部の鉄道会社では「ソラリー」)ともいう。また、「多面反転表示式」ともいう[2]。
注記
出典
- ^ 京急最後の「パタパタ」発車案内装置が引退!!京急電鉄HP 2022年1月12日
- ^ a b 鉄道電化協会『電気鉄道技術発達史』1983年、345頁
- ^ a b c d e f 『空港をゆく』イカロス出版〈イカロスMOOK〉、2013年、80-83頁。ISBN 978-4863207912。
- ^ “Historic 30th Street Station split-flap board temporarily relocated to Railroad Museum of Pennsylvania”. Philly Voice. Philly Voice (2019年7月30日). 2019年10月16日閲覧。
- ^ “End Of An Era: 30th Street Station’s Beloved Flipping Board Has Been Removed”. CBS Philly. CBS Philly (2019年1月26日). 2019年10月16日閲覧。
- ^ 1960(昭和35)年頃の東証見学案内【前編】 - YouTube 日本取引所グループ公式チャンネル(11分50秒目から)
- ^ 伊豫田康弘、田村穣生、煤孫勇夫、上滝徹也、野田慶人『テレビ史ハンドブック―読むテレビあるいはデータで読むテレビの歴史 改訂増補版』(自由国民社、1998年) p.27
- ^ この時は、黒(普通)、赤(特急)、緑(快特)に分けていた。そして、接続、通過待ち、乗り換えがわかりやすくしていた。2010年にはエアポート急行開始に従い、黒を中心にして、光が快特、特急、エアポート急行を含んで種別ごとに変えることになった。同年10月21日に羽田空港第3ターミナル開業に従い、空港線側に一つLEDを追加した。
- ^ “関東最後の「パタパタ」ついに撤去、最新式の液晶モニターに”. 読売新聞オンライン. (2022年2月12日)
- ^ “「パタパタ表示機」今までありがとう 仙台空港の動画に懐かしむ声が”. withnews (2018年11月2日). 2022年1月15日閲覧。
- ^ “仙台の“パタパタ”、空港会社が保管中 有効活用を検討”. Aviation Wire (2018年12月13日). 2022年1月15日閲覧。
- ^ 当該ツイート
- ^ (繁体字中国語)“【影】直擊/北車30年翻牌式時刻表退場「年底改LED」 網淚喊可惜”. ETtoday新聞雲 (2019年7月19日). 2019年7月29日閲覧。
- 1 反転フラップ式案内表示機とは
- 2 反転フラップ式案内表示機の概要
- 3 ギャラリー
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