ハー・マジェスティ
(ハー・マジェスティー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 00:20 UTC 版)
「ハー・マジェスティ」(Her Majesty)は、ビートルズの楽曲である。1969年9月に発売された11作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『アビイ・ロード』に収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、ポール・マッカートニーによって書かれた皮肉が込められたミュージックホール調の楽曲。楽曲はマッカートニーのアコースティック・ギターの弾き語りで構成されており、他のメンバーは参加していない。前曲「ジ・エンド」の演奏が終了して14秒後に本作に移行するが、発売当時の曲目には表記されていなかった。これにより、本作が初の隠しトラックとされている[3]。
注釈
- ^ 訳すと「女王陛下は素晴らしい娘。でも話すべき言葉を余り持っていない。女王陛下は素晴らしい娘。でも気まぐれだ。「本当に好きだよ」って言いたいがワインを嫌と言うほど飲まないと言えそうもない。でもいつかきっと僕のものにしてみせる。いつか僕のものに」というものになっている。
- ^ 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の最終曲「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の演奏終了後、無音を挟んで犬にしか聴こえない高い音とお喋りで構成された「サージェント・ペパー・インナー・グルーヴ」なるトラックが収録されている。
- ^ ゲームソフト自体は2009年9月9日に発売された。なお、日本では未発売となっている。
出典
- ^ Everett 1999, p. 271.
- ^ Unterberger, Richie. Her Majesty - The Beatles | Song Info - オールミュージック. 2020年9月13日閲覧。
- ^ “Manna for fans: the history of the hidden track in music”. The Guardian. Guardian Media Group (2015年1月25日). 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m Abbey Road 2019, p. 14.
- ^ Turner 2005, p. 195.
- ^ “ポール・マッカートニー、クィーン、オジー・オズボーン他、バッキンガム宮殿で女王即位50周年ライヴを行なう”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2002年6月5日). 2019年10月18日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ、『アビイ・ロード』50周年記念エディション登場”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2019年8月9日). 2019年11月2日閲覧。
- ^ “THE BEATLES(ザ・ビートルズ)、9月27日リリースの『Abbey Road』50周年記念エディションより“Here Comes The Sun”新MVトレーラー映像公開”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2019年9月24日). 2019年11月2日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ、『アビイ・ロード』50周年記念エディション全世界同時リリース決定”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2019年8月8日). 2019年11月2日閲覧。
- 1 ハー・マジェスティとは
- 2 ハー・マジェスティの概要
- 3 背景
- 4 脚注
- ハー・マジェスティーのページへのリンク