ハリー・ポッターシリーズの用語一覧とは? わかりやすく解説

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ハリー・ポッターシリーズの用語一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 00:29 UTC 版)

ハリー・ポッターシリーズの用語一覧(ハリー・ポッターシリーズのようごいちらん)では、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズで使用される用語について述べる。


注釈

  1. ^ ハリー・ポッターは両親がともに魔法族であるが、母リリーの両親はマグルであるため「半純血」とされる[2]。「半純血」という単語はストーリー中に出てくる「Half-Blood Prince」の和訳にも使われている。
  2. ^ 第5巻『不死鳥の騎士団』までは「混血」と表記。
  3. ^ 前者はペチュニア・ダーズリーリリー・ポッター姉妹、後者はコリン・クリービーデニス・クリービー兄弟が該当する。
  4. ^ ブラック家のような純血主義を掲げる家では「恥」と冷遇されるケースが多く、その場合は家系図から抹消されるか迫害される。またミュリエル・プルウェットは、「自分の時代にはスクイブはよく隠されていたもので、通常、マグルの学校に送られてマグルの社会に溶け込むように勧められる。魔法界では常に二流市民であり、なんとかして居場所を見つけてやるよりはそのほうが親切」と語る。
  5. ^ 実際はアリアナがオブスキュラスだったためであることが『ダンブルドアの秘密』で判明している。
  6. ^ ダームストラング専門学校のみ、マグル生まれの入学が禁止されている。
  7. ^ a b c 幻の動物とその生息地』9ページ、および裏表紙の定価の対比にもとづく。
  8. ^ 吟遊詩人ビードルの物語』では「慰者(いしゃ)」という訳がある。
  9. ^ 殺害は直接的な方法(死の呪文の行使など)である必要はなく、間接的な方法でも分霊箱を作ることは可能である(バジリスクに指示を出して殺害させるなど)。
  10. ^ これはのちに分かることだが、じつはアルバス・ダンブルドアが、分霊箱を詳しく述べている書籍を図書室から取り除いていたのである。そのため、ダンブルドアの死後、ハーマイオニーが女子寮から校長室に向かって「アクシオ」を唱えたとき、作り方とその破壊方法が書かれた本が飛んでくる。
  11. ^ ゴブリンの銀には自身を強化する物質を吸収する性質がある。
  12. ^ ダンブルドアは、ヴォルデモートが分霊箱の破壊を感知できなかった理由を、「自分自身の分霊が長い期間本体から分離されていたため」だと推測する。ただし、映画版ではヴォルデモートが「リドルの日記」以外の分霊箱の破壊を感知し、さらに激しく衰弱する描写がある。また、ハリー・ポッターを「殺害」して、自身の分霊箱を意図せず破壊したときには、小説版では一瞬気を失ったとされ、映画版では心臓発作を起こしたかのように苦しむ。
  13. ^ 作中では、「リドルの日記」にジニー・ウィーズリーが操られ(第2巻『秘密の部屋』)、「ゴーントの指輪」をはめたダンブルドアが呪いを受けて致命傷を負い(第6巻『謎のプリンス』)、「スリザリンのロケット」を身に付けたロン・ウィーズリーが精神的に不安定になる(第7巻『死の秘宝』)。なお、ドローレス・アンブリッジはロケットを身に付けながら平然と守護霊を出すが、これはアンブリッジがもとから邪悪な人間だったことによって効果が相殺されたためである。作者のローリングは「アンブリッジは意地が悪いので分霊箱に親近感を抱いていた」と表現している[6]
  14. ^ ヴォルデモートがもっとも美男子であったのはヘプジバ・スミスを殺害してヘルガ・ハッフルパフのカップとサラザール・スリザリンのロケットを分霊箱にした頃とされており、このときはリドルの日記帳、マールヴォロ・ゴーントの指輪に続き、すでに少なくとも4つ目(本体含め5つ)の分霊箱であった。
  15. ^ のちにルシウスは、この日記帳が破壊される間接的な原因を作ったことをヴォルデモートに知られ、凄烈な怒りを買う。
  16. ^ 不死を求めたヴォルデモートが「死を克服する」と言われる「死の秘宝」を分霊箱にしたのは、マグルの孤児院で生まれ育ったがゆえに「死の秘宝」の存在を知らなかったためである。
  17. ^ ダンブルドアは生贄にされたのはフランク・ブライスだと推察する。この当時、ヴォルデモートは肉体がない状態であったが、ピーター・ペティグリューの協力でユニコーンの血とナギニの毒を使った魔法薬で作成した仮の肉体に宿っていた。
  18. ^ 映画版では、首を斬られた瞬間にナギニの全身が砕けて消滅する。
  19. ^ 1995年6月24日にヴォルデモートが自身の肉体を復活させた際、材料(敵の血)としてハリーの血を使ったことでリリーの防御呪文まで取り込んでいたため、ハリーの分霊箱と同様の存在になり、ハリーはヴォルデモートが生きている限り死ななくなっていた。
  20. ^ 後述のとおり、あくまでも最強の「杖」であるため、この杖を使った何人もの魔法使いはこの杖を使ってなお敗北している。
  21. ^ 継承するために前の主人を殺す必要はない。ドラコ・マルフォイはアルバス・ダンブルドアから武装解除するだけで(意図せずに)ニワトコの杖の主となる。
  22. ^ 通常破壊された杖は「レパロ」では修復できない。さらにはハリーの杖は、オリバンダーでも修復不能な状態だった。
  23. ^ 第7巻で死喰い人がハリーの透明マントに対してアクシオを唱えるが、呼び寄せ呪文はマントには効かない。
  24. ^ その他の公演におけるキャストについては「ハリー・ポッターと呪いの子#キャスト」を参照。
  25. ^ ハリー・ポッターとネビル・ロングボトムが帽子の中から取り出す。なお、条件さえ揃えば剣がどこにあっても帽子から取り出すことができる。
  26. ^ 単に瓶と中身が違っているだけのものは認識しないので、毒には反応しない。フレッドジョージWWWの商品である惚れ薬を香水や咳止め薬に偽装して送るが、これも検査をすり抜ける。
  27. ^ 同じ個体から材料を取り出すことはあっても、違う杖となる。またこのように同じ個体から材料を取り出した杖同士を「兄弟杖」という。兄弟杖同士は攻撃することが出来ないという特殊な性質を持つ。また、ごくまれなことだが、互いを攻撃すると杖が「結び付く」こともある。作中ではハリー・ポッターの杖(一本目)とヴォルデモートの杖(一本目)があたる。
  28. ^ ポッターモア」のページではギャリック・オリバンダーのノートから抜粋したということになっている。また、オリバンダーは「以下に述べる杖用木材についての説明は、あくまで足がかり程度のものと考えるべきである。木材の研究は生涯続くものであり、私はこれからも、みずからが作り、持ち主と組み合わせる杖の一つひとつから学び続ける所存だ」と述べている[8]
  29. ^ ロン・ウィーズリーが次兄であるチャーリーからのお下がりとして、この組み合わせの杖を持つ。ただし、第2巻序盤で折れる。
  30. ^ オリバンダーはその父よりも極端な意見を持っていて、「私はこれまで、スギの杖の持ち主に逆らおうと思ったことは一度たりともない。特に、彼らの愛する者に危害を加えるなどもってのほかである。」としている。
  31. ^ この組み合わせの杖をピーター・ペティグリューが所持しており、オリバンダーはペティグリューのために無理やり作らされたものだと語る。
  32. ^ オリバンダーは「『サンザシの人』は、人間関係こそが私達を未来、過去へと繋いでいくものであることを忘れないように」 と述べる。なお、ドラコ・マルフォイの持つ杖は、このサンザシにユニコーン毛を芯材とする。のちにハリーに奪われ、この杖でヴォルデモートが倒される。
  33. ^ オリバンダーは「ただし、柊と不死鳥の羽根の杖が理想的な持ち主に出会うという奇跡のような出来事が起きれば、その持ち主の行く手をはばむものは一切存在しないとだろう。」と述べる。なお、ハリー・ポッターがホグワーツへの入学に際してオリバンダーから購入する杖は、この組み合わせである。
  34. ^ この冒頭でオリバンダー自身の杖もクマシデ製であるため「控えめに言わせてもらう」とする。
  35. ^ 書籍の和訳ではユニコーンの「hair」が「たてがみ」と訳されているが、「毛」と訳すべき[要出典]。原書で明確に「たてがみ(mane)」とは書かれていない。原書の「hair」は「尾の毛」を意味する可能性もある[要出典]
  36. ^ このことは、芯の材料を提供する不死鳥の生息数が少ないことも由来する。
  37. ^ 原文では「wizard」となっているため、「witch」すなわち魔女にも当てはまるのかは不明。
  38. ^ それぞれの木の収穫時期のずれから来る迷信だが、正確にはカシの英名はlive oakであり、単にOakと言う場合はナラである。

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