ネオジム弘三石とは? わかりやすく解説

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ネオジム弘三石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 02:35 UTC 版)

ネオジム弘三石(ネオジムこうぞうせき、 Kozoite-(Nd))は、2000年に発表された日本産新鉱物で、国立科学博物館鉱物学者宮脇律郎などにより、佐賀県唐津市に露出するアルカリ玄武岩の空隙から発見された[1]筑波大学化学者長島弘三の無機化学分析による鉱物学への貢献をたたえて命名された。なお、長島弘三は長島石を献名された鉱物愛好家の長島乙吉の息子であり、親子で鉱物種に名を残したことになる。


  1. ^ Miyawaki, R. et al. (2000): Kozoite-(Nd), "Nd(CO3)(OH), a new mineral in an alkali olivine basalt from Hizen-cho, Saga Prefecture, Japan". Amer. Mineral., 85, 1076–1081, doi:10.2138/am-2000-0724.
  2. ^ 宮脇律郎, 松原聰, 横山一己, 岩野庄市朗, 濱崎和博, 行則功、「佐賀県肥前町産、ネオジム弘三石のランタン置換体について」 『日本鉱物学会年会講演要旨集』 2002年 2002巻 日本鉱物学会創立50周年記念年会(2002)講演要旨集, p.37, doi:10.14824/kobutsu.2002.0.37.0, 日本鉱物科学会


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