ニューカレドニアクイナとは? わかりやすく解説

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ニューカレドニアクイナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 04:24 UTC 版)

ニューカレドニアクイナ
ニューカレドニアクイナ Gallirallus lafresnayanus
保全状況評価[1]
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: クイナ科 Rallidae
: ヤンバルクイナ属 Gallirallus
: ニューカレドニアクイナ
G. lafresnayanus
学名
Gallirallus lafresnayanus
Verreaux & Des Murs, 1860[1]
シノニム

Rallus lafresnayanus[2]

和名
ニューカレドニアクイナ[2][3]
英名
New Caledonian rail[1][3]
New Caledonian wood rail[1][2][3]

ニューカレドニアクイナ(Gallirallus lafresnayanus) は、鳥綱ツル目クイナ科ヤンバルクイナ属に分類される鳥類。

分布

ニューカレドニア島[3]

形態

全長45 - 48センチメートル[3]体長約44cm[要出典]。頭頂は暗灰色、頸部は褐色[2]。眼上部には眉状に淡褐色の筋模様(眉斑)が入る[2]。眼先は暗褐色、頬や喉は淡灰色[2]。耳穴は褐色の羽毛(耳羽)で被われる[2]。背は灰褐色で、体の下面は褐色がかった暗灰色[2]。体側面や尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)はチョコレート褐色[2]嘴は黄色がかった褐色である[要出典]

生態

湿潤林に生息していた[3]飛翔力はない[2][3]。夜行性だったとされるが[2]、薄明薄暮時や昼間にも活動していた可能性がある[3]

ミミズなどの無脊椎動物や昆虫類を捕食する[要出典]

人間との関係

人為的に移入されたネコネズミブタによる捕食などにより生息数が減少したと考えられている[1][3]。野生で最後に観察されたのは1890年で既に絶滅したと考えられているが、1960年代と80年代に不確実な報告例がある[1][3]

出典

  1. ^ a b c d e f BirdLife International. 2016. Gallirallus lafresnayanus. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22692388A93351848. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22692388A93351848.en, Downloaded on 28 January 2018.
  2. ^ a b c d e f g h i j k 福田道雄 「クイナ科の分類」『世界の動物 分類と飼育10-II (ツル目)』黒田長久・森岡弘之監修、東京動物園協会、1989年、45-86,160頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j 百瀬邦和 「ニューカレドニアクイナ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、174頁。




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