ククテニ文化とは? わかりやすく解説

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ククテニ文化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 06:06 UTC 版)

ククテニ文化(ククテニぶんか、英語Cucuteni culture)は、新石器時代後期の東ヨーロッパの考古文化。ククテニはルーマニアの地名で、他にトリポリエ文化(Tripolye culture:ウクライナの地名のロシア語名から)またはククテニ・トリピッリャ文化(Cucuteni-Trypillian culture:同地名のウクライナ語名から)などとも呼ばれる。現在のルーマニアモルドバウクライナに当たる、カルパティア山脈からドニプロ川付近までの地方で、紀元前5500年~2750年頃に栄えた。19世紀末に発見され、当初はククテニとトリポリエにより別に命名されたが、現在では一連の文化とされている。


  1. ^ 清水睦夫「ロシア国家の起源」p44
  2. ^ J. P. Mallory and D. Q. Adams, Encyclopedia of Indo-European Culture, Fitzroy Dearborn Publishers, London and Chicago, 1997., "Tripolye culture"


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