デイヴィッド・リンジーの受爵
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「モントローズ公爵」の記事における「デイヴィッド・リンジーの受爵」の解説
1488年、第5代クロフォード伯爵デイヴィッド・リンジーはスコットランド王家と縁戚関係にない人物として最初の公爵位となるモントローズ公爵を与えられた。彼はスコットランド王ジェイムズ3世の寵臣で、スコットランド海軍司令長官(Lord High Admiral of Scotland; スコットランド海軍総司令官)、Master of the Household of Scotland、Great Chamberlain、大判官(Justiciar; 最高司法官)といった職を務め、ロスシー公爵ジェイムズ王子の反乱の際も国王側についた。ソーキバーンの戦い(Battle of Sauchieburn)でジェイムズ3世が敗死してロスシー公爵がジェイムズ4世として即位するとモントローズ公爵位は一時剥奪されたが、翌1489年、一代限りの爵位としてモントローズ公爵位は再びデイヴィッド・リンジーのものとなった。1495年に彼は死去し、息子のジョン(John Lindsay)はクロフォード伯爵位のみを相続した。
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