テオフィラクトス・シモカテスとは? わかりやすく解説

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テオフィラクトス・シモカテス

(テオフィラクトス・シモカッタ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/21 00:02 UTC 版)

テオフィラクトス・シモカテス中世ギリシャ語英語版: Θεοφύλακτος Σιμοκάτ(τ)ηςラテン語: Theophylactus Simocattus[1]は、7世紀はじめの東ローマ帝国の歴史家で、皇帝ヘラクレイオスの時代であった630年ころに、皇帝マウリキウス(在位:582年 - 602年)の時代について記述し、異論もあるものの、古代後期最後の歴史家とされる[2]


  1. ^ 「シモカテス」は、「豚鼻(短く上を向いた鼻)の猫」の意とされる。「シモカトス」(Σιμοκάτ(τ)ος) とする表記も見られる。
  2. ^ J.D.C. Frendo, "History and Panegyric in the Age of Heraclius: The Literary Background to the Composition of the 'Histories' of Theophylact Simocatta", Dumbarton Oaks Papers, 1988.
  3. ^ 重要なエディションとして、1609年に出版された J. Pontanus 編、出版のもの、1887年の C.G. de Boor のものがある。
  4. ^ E. Gibbon, The History Of The Decline And Fall Of The Roman Empire, The Folio Society (1997), s.v. "Simocatta".
  5. ^ Angus Armitage, The World of Copernicus, pp. 75–77.
  6. ^ Cf. ed. J. Ideler in Physici et medici Graeci minores, i. 1841.
  7. ^ 最良のエディションとして、1873年に R. Hercher が『Epistolographi Graeci』に収めたものがある。1509年にペルニクスによってラテン語に翻訳された書簡類は、1873年に F. Hipler が『Spicilegium Copernicanum』に収録した。
  8. ^ a b Yule (1915), pp 29-31.
  9. ^ Yule (1915), p. 29, footnote #4.


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