テアイテトス (対話篇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 04:56 UTC 版)
『テアイテトス』(テアイテートス、希: Θεαίτητος、英: Theaetetus)は、プラトンの著した中期末の対話篇[1][2]。副題は「知識[3] について」。
- ^ 『テアイテトス』 田中美知太郎訳 岩波文庫 p295
- ^ 『プラトン全集 3』 岩波書店 p395
- ^ 「エピステーメー」(希: ἐπιστήμη、epistēmē)の訳語。
- ^ a b 共に『パイドン』で言及されるソクラテス臨終時の立会人に名を列ねている。
- ^ 『テアイテトス』 田中美知太郎 岩波文庫 pp233-234
- ^ 162A
- ^ 本篇末尾の記述から、時期としてはメレトスに告発された後、予審のために役所に出頭する直前、すなわち、『エウテュプロン』の直前ということになる。
- ^ a b 『エウテュプロン』冒頭の発言や、(『エウテュデモス』と同じく)ドロモス(走り場)への言及があることから、「リュケイオン」である蓋然性が高い。(参照 : 全集2, 岩波 p.183)
- ^ 全集2, 岩波 p.439
- ^ 全集2, 岩波 p.447
- ^ a b 全集2, 岩波, pp.436-437
- ^ 全集3, 岩波, pp.408-412
- ^ 全集2, 岩波, p.442
- ^ 『クラテュロス』 396D
- ^ 船が派遣されるデロス島のアポロン神の祭り(デリア祭)は2月に行われていた。『プラトン全集1』岩波書店p359
- ^ 全集2, 岩波 p.424
- ^ αἴσθησῐς, aisthēsis
- ^ δόξα, doxa
- ^ λόγος, logos
- ^ 全集2, 岩波 p.450
- ^ エレウシス付近。全集2, 岩波 p.179
- 1 テアイテトス (対話篇)とは
- 2 テアイテトス (対話篇)の概要
- 3 構成
- 4 内容
- 5 日本語訳
- テアイテトス_(対話篇)のページへのリンク