DNAグリコシラーゼ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 16:11 UTC 版)
DNAグリコシラーゼ(DNA glycosylase、EC 3.2.2.3)は、DNAのN-グリコシド結合を加水分解する酵素の総称で、塩基除去修復において傷害のある塩基をDNAから取り除く役割を担う。チミンDNAグリコシラーゼ、ウラシルDNAグリコシラーゼ、オキソグアニングリコシラーゼなど、傷害塩基の種類によってさまざまなものが存在する。反応の結果生じた塩基の無い部位(AP site)は、APエンドヌクレアーゼ、DNAリガーゼ等の塩基除去修復経路の下流の酵素によって処理される。
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