チベットの歴代ハンと歴代ホンタイジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/30 00:03 UTC 版)
「グシ・ハン王朝」の記事における「チベットの歴代ハンと歴代ホンタイジ」の解説
1637年、青海草原を平定したオイラトの盟主にしてホシュート部の部族長であるトゥルバイフがラサに上り、ダライ・ラマ5世から「ハン」号を受けたのと時を同じくして、ジュンガル部の部族長ホトゴチンは「ホンタイジ」号を授かり、オイラト本国に帰還した。オイラト本国では、ホシュート部の嫡系であるオチルトがハン位とハン号を、ジュンガル部の部族長がホンタイジ号を継承した。 チベットでは、グシ・ハンの長子ダヤンの系統が、1717年にいたるまで、ハン位とハン号を継承し続けた。また、ホンタイジ号については、17世紀の末まで三代にわたり第六子ドルジの系統が継承しつづけたが、17世紀末より生じたグシ・ハン一族の内紛により、ドルジ家以外の他の系統からもホンタイジ号を受けるものが出現するようになった。
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