ダイナモ理論
(ダイナモ作用 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/21 05:42 UTC 版)
ダイナモ理論(ダイナモりろん、英: dynamo theory)とは、地球や太陽などの天体が内部の流体運動によって大規模な磁場を生成・維持する働きを記述する理論である。ダイナモ効果、ダイナモ作用とも呼ばれる。天体の磁場は、大規模な電流によって支えられているという意味で、電磁石であると考えられている。電流が電磁石を作るという意味では、磁場は、発電機(ダイナモ)のように生成・維持されている。
- ^ 山本 (2003)
- ^ Courtillot, Vincent; Le Mouël, Jean Louis (2007). “Earth's Magnetism (1269-1950)”. Reviews of Geophysics 45. RG3008.
- ^ Larmor, J. (1919). “How could a rotating body such as the Sun become a magnet?”. Reports of the British Association 87: 159–160.
- ^ Larmor, J. (1919). “Possible rotational origin of magnetic fields of sun and earth”. Electrical Review 85: 412ff. Reprinted in Engineering, vol. 108, pages 461ff (3 October 1919).
- ^ Nye, Mary Jo (1 March 1999). “Temptations of theory, strategies of evidence: P. M. S. Blackett and the earth's magnetism, 1947–52”. The British Journal for the History of Science 32 (1): 69–92. doi:10.1017/S0007087498003495.
- ^ Merrill, McElhinny & McFadden 1996, page 17 においては、アルベルト・アインシュタインは特殊相対性理論の論文を執筆して間もない1905年に、地磁気の起源を近代物理学が直面している未解決の大問題であるとした、と書いてある。しかし、この言明がどこでなされたかの詳細は書かれていない。
- ^ Chapman & Bartels (1940)
- ^ Sanders, Robert (2003年12月10日). “Radioactive potassium may be major heat source in Earth's core”. UC Berkeley News 2007年2月28日閲覧。
- ダイナモ作用のページへのリンク