ダアリタイ・オッチギン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 10:06 UTC 版)
ダアリタイ・オッチギン(モンゴル語: ᠳᠠᠷᠢᠳᠠᠢ
ᠥᠴᠢᠭᠡᠨ Даридай отчигин Da'aridai Otčigin, 中国語: 答里台斡赤斤、生没年不詳)は、バルタン・バアトルの末子で、モンゴル帝国の創設者チンギス・カンの叔父。『元史』などの漢文史料では答里台/答里真、『集史』などのペルシア語史料ではداریتی اوتچگینDārītay Ūtchigīnと記される。「ダアリ(da'ari<daγari)」は「瘡」を意味し、「瘡を持つ者」といった意味の名前と考えられている。また、「オッチギン(Otčigin)」は「炉の主」を意味し、転じて「末子」を意味する名称である[1]。書籍によってはダリタイ、ダリダイ、ダーリタイとも表記される。
- 1 ダアリタイ・オッチギンとは
- 2 ダアリタイ・オッチギンの概要
- 3 ダアリタイ王家
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