タチウオと日韓漁業協定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:36 UTC 版)
タチウオは、煮魚や焼き魚として朝鮮料理では一般的な魚種となっている。しかしながら長年の乱獲がたたり資源が枯渇。韓国EEZ内の漁獲量は減少し続けており、韓国漁船が日韓漁業協定の枠内で日本側のEEZ内で操業を行うことで供給量の確保がなされる一方、日本国内で漁獲されるタチウオも韓国での需要に応じて輸出されるケースも見られるようになった。いわばタチウオは、日韓漁業協定では重要な魚種となっている。ところが2016年度においては、漁獲量や入漁ルールなどをめぐり両国間の交渉が決裂。日本側のEEZ内で韓国漁船の操業が不可能になったことから、韓国内でタチウオの品薄感が高まり、2016年秋口には価格が高騰する現象も見られた。
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