トリプルX症候群
(スーパー女性 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 16:35 UTC 版)
トリプルX症候群(トリプルエックスしょうこうぐん、英: Triple X syndrome)あるいは超女性(ちょうじょせい)、スーパー女性とは、性染色体としてX染色体を3本持ち、Y染色体は持たない染色体異常のこと[1][2]。この染色体異常を持つ場合、女性として発現し、この遺伝子異常を持つ女性は核形以外では通常のXX女性と区別できない[3]。生殖器や二次性徴にはほとんど異常はなく、妊娠や分娩が可能である[2]。
- ^ a b c 池田敏郎. “羊水検査で染色体異常を認めたとき”. 日産婦誌60巻9号. 2014年4月22日閲覧。 (PDF)
- ^ a b “トリプルX症候群(超雌/スーパー女性)”. 家庭医学館・kotobank. 2014年4月22日閲覧。
- ^ a b Elic J. Simon, Jane B. Reece, Jean L. Dickey 著、池内昌彦, 伊藤元己, 箸本春樹 訳『エッセンシャル キャンベル生物学』丸善、2011年、157頁。ISBN 978-4-621-08399-4。
- ^ National Library of Medicine. “Genetics Home Reference: Triple X syndrome”. 2014年4月22日閲覧。
- ^ Tartaglia, NR; Howell, S; Sutherland, A; Wilson, R; Wilson, L (11 May 2010). “A review of trisomy X (47,XXX).”. Orphanet journal of rare diseases 5: 8. doi:10.1186/1750-1172-5-8. PMC 2883963. PMID 20459843 .
- 1 トリプルX症候群とは
- 2 トリプルX症候群の概要
スーパー女性(超雌)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:10 UTC 版)
女性のみに発生。正常女性核型がXXであるのに対し、X染色体が過剰である(XXX、XXXX、XXXXXなど)。XXXの場合は「XXX症候群」や「Xトリソミー」や「トリプルX」と呼ばれる。
※この「スーパー女性(超雌)」の解説は、「染色体異常」の解説の一部です。
「スーパー女性(超雌)」を含む「染色体異常」の記事については、「染色体異常」の概要を参照ください。
- スーパー女性のページへのリンク